個人情報保護にシュレッダーはさみとローラーケシポンを購入してみた!

シュレッダーはさみキャッチ画像 日常
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皆さん宛名の書かれたハガキや封筒、DMなどの処分はどうされていますでしょうか?

中には特に気にすることもなく、ビリビリに破いて捨てているという方もいらっしゃるかも知れません。

 

私は気にしてしまう方なのでしばらく保管しておいて、色々な書類が溜まってきたら一気に電動シュレッダーで裁断して処分していました。

長く保管していてゴミが増えてしまい邪魔な場合には、はさみで細かくカットして廃棄しています。

 

いちいち大きめの電動シュレッダーを出してくるのも面倒だし、ハサミで縦横細かくカットするのも億劫なんですよね。

もっと楽に出来ないかという事で探してみると全く最新商品ではありませんが、手軽にハサミで裁断できるシュレッダーがあったのでレビューしてみたいと思います。

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一般的なシュレッダーはさみ

シュレッダーはさみと聞くと皆さん想像するのは、100均などでも売っているハサミの刃が3枚、5枚(100円じゃないけど多いのは7枚)と縦に並んでいるX-MENのウルヴァリンの爪(ちょっと違うか…)みたいなものを想像すると思います。

実際販売されているものの多くがこの形状で、使い方は縦横にはさみを入れ裁断していくタイプとなります。

 

多少時間短縮とはなりますが細かさは調整できないので、普通のはさみで縦横に何度も刃を入れたほうが細かくできたりします(私の個人的な感想です。)

また結構厚みがありゴツイので、気持ち置き場所に困ることもあるかもしれません。

今回購入したのはこのタイプのシュレッダーはさみではありません。

ギザギザ3枚刃シュレッダーはさみ

シュレッダーはさみ外観

今回購入したはさみはサンスター文具株式会社から発売されているシュレッダーはさみで、上側のギザギザ刃が下側2枚の刃と挟み込む形となり、一発で細かく裁断できるタイプとなります。

1回のアクションで2.2mm×3mmの断片にできるので、非常に細かく簡単にカットする事が可能です。

この大きさにカットできるシュレッダーは、電動シュレッダーでも中々ありません。

 

シュレッダーはさみカット紙屑

実際に裁断した画像がこちらとなります。

またこちらのはさみにはCDやDVD等のメディアを破壊できる爪も備わっています。(結構力は要りますが…)

これらを破壊する場合は、ごみ袋の中で軍手をはめて処理する方が良いでしょう。

良かった点

  • 気になる部分だけ裁断出来る
  • 電動シュレッダーを引っ張り出さなくて済む
  • シールの宛名も裁断出来る
  • メディアの破壊も出来る
  • 置き場所に困らない

 

シュレッダーはさみ特徴

1枚丸々裁断するのではなく、ピンポイントで個人情報を消去したい場合に力を発揮します。

住所や名前、会員番号や口座番号、暗証番号など知られたくない部分だけを細かくカットできるので、安心です。

電動シュレッダーだと隠したい部分が判別可能なくらい残ってしまう事もある。

ハガキの宛名だけ裁断したいのに、いちいちシュレッダーを準備する必要がなくなります。

またシールタイプの宛名の場合、電動のタイプだと刃に詰まって掃除するのが大変だったりします。

その点このシュレッダーはさみは刃が剥き出しなので、掃除が簡単だと思います。

 

今までDVDなどを破壊する場合、カッターで軽く切ってペンチでグリグリやって破片が散乱したりしていたのですが、このはさみの爪部分は簡単に破壊できるので楽でだと感じました。

普通のはさみに比べてそれほど分厚くなくペン立てなどにしまうことが出来るので、置き場所を取らず便利です。

気になった点

  • 切れ味はイマイチ
  • ペラペラの紙だと連続でカットしにくい
  • 裁断したゴミが散らかる
  • 予めカットしたい部分まで小さくする必要あり
  • 手が疲れる

やはり構造が特殊なだけに、普通のはさみに比べサクサクカットとはいきません。

それもあってか例えば住所や名前が複数行で印字されていて連続でカットしようとすると、紙が柔かい場合にはうまく裁断できずやりずらいと感じました。

 

すごく細かくカットできるのは良いですが、一部刃に断片が残っていると知らないうちに、ゴミが散乱している事があります。

カットする場合には袋やごみ箱等の中でやる必要があると感じます。

 

他にはカットしたい部分の周りに大きな余白がある場合(大きいサイズの紙の中央部分をカットしたい)には、その周りの部分を予めはさみでカットして、小さくしてから裁断する必要があります。

それを億劫と感じるかは人それぞれですが、ハサミ2本使ってやるのが面倒と私は感じました。

手動だからしょうがないですが、何枚もやっていると指が攣りそうになります。

予備でローラーケシボンも購入

ローラーケシポン外観

個人は特定できないけど、人に見られたくない情報等あるかと思います。

またシュレッダーし難い冊子等の一部情報を隠したいなど、裁断が難しいケースもあるのではないでしょうか。

例えば古い預金通帳の取引記録、伝票類の購入記録などの処分にいつも私は悩まされていました。(個人情報部分はシュレッダーします)

 

ローラーケシポン外観1

一々分解して裁断するのが難しい場合に情報を隠して処分出来るのが、今回購入したセキュリティスタンプです。

同種の製品はいくつかありましたが、無難にPLUS(プラス)から販売されているローラーケシポンワイドを買ってみました。

良かった点

  • 裁断しにくい冊子等の情報を隠せる
  • 判読しずらいパターン模様で安心
  • 凸凹や曲面などの形状でも隠せる
  • 簡単にインクカートリッジ交換できる
  • 比較的リーズナブルな価格

 

ローラーケシポン特徴

冊子になっているような書類等を一枚一枚分解して裁断するのは結構面倒くさいです。

その点このケシポンを使えば短時間でサクサク見られたくない部分を隠すことが可能です。

 

インクでべた塗するのとは異なり文字列のような特殊な模様により、文字はもちろん数字も判読しにくくなります。

特定されるような個人情報だと気を使ってしまいますが、そこまでではない情報を隠したい場合には最適な気がします。

また段ボールやラベルなど裁断が難しい場合、このローラータイプのケシポンは威力を発揮します。

 

使い捨てではなくカートリッジ交換が可能な所も良いと思います。AMAZON等でも入手出来ます。

文具としては頻繁に使わない(個人の場合)ので、安価な点は助かります。

気になった点

  • 手が汚れる
  • 乾かす時間が必要
  • 何でも完璧に隠せるわけではない
  • ランニングコストがかかる
  • 長時間未使用だった場合の不安

特殊インクによるデータ保護なので、乾くのは比較的早いとはいえ手が汚れる事があります。消す作業をしながら、他の紙を触ったりすると、汚してしまう可能性があるので注意です。

シュレッダーでジャンジャン裁断して捨てていくのとは違い、インクタイプなので少々乾かす時間が必要です。乾きやすいですがインクが変に拭き取れてしまうと判読可能になってしまう場合があるので、気を使う必要はあるでしょう。

 

ローラーケシポン使用イメージ

文字の大きさや印字の種類によりあまり隠せない場合があります。絶対に知られたくない情報については使用は控えたほうが良いと思います。

 

カートリッジ交換が出来るのはメリットでもありますが、ランニングコストが掛かる点はデメリットとも言えるでしょう。インク付き本体の価格と比べ交換カートリッジは大差ない値段がする為、もっと安くなれば良いと個人的には思っています。

 

まだ購入したばかりなので何とも言えませんが、しばらく使わなかった場合にインクが出なくなるなどの不安はあります。頻繁に使用しないだけに、プリンタなどのようにインクが乾いて使い物にならん状態にならない事を願っています。

まとめ

アナログからデジタルに変わって来たとは言え、まだまだ紙の情報によるやり取りは必要不可欠だと思います。

郵便や宅急便などの宛名処理は何かと面倒で、少しでも解決したいと思い購入してみました。

どちらの商品も完璧とまでは言えないまでも、宛名の処分や部分的な情報保護としては概ね満足しています。

 

他にものりのタイプで情報を隠すアイテムもあるようです。

別なアプローチでの個人情報保護としては面白そうですし、かなり安価なので何かのタイミングで試してみたいと思います。

 

またちょっとした書類の処理用に卓上電動シュレッダーも検討中です。

卓上の手動シュレッダーは以前使っていた事があるのですが、何度も力を入れて回していく内にハンドルがバカになり処分しました。

 

大きいシュレッダーはあるのですが、安価でより細かくカットできる卓上の電動シュレッダーが出たら、購入したいと思っています。