もしもの時のサブ機として、メインPC作業中の調べもの用PCとして最新じゃなくてもまだ数年使えそうなソコソコ使えるパソコンってないかなーと以前から模索していました。
さすがにサブ機に5万、10万使える程余裕はないので、中古で程度の良い物を探していたのですが、安めのノートパソコンだとCPUがセレロンかとてつもなく古いモデル、もしくはジャンク品などが大半で、諦めかけていました。
メインが13.3インチのモバイルノートなので、15インチ以上で最低でもi3搭載ぐらいが希望でした。
そんな要望を上回るi5搭載中古ノートPCが1万円以下で販売しているの発見!数量限定だったのもあり、気が付いたら注文を入れていました。(購入したのは楽天市場内にあるナベキンファクトリーというお店です)
そんなつい魔が差して購入してしまった中古ノートパソコンのご紹介です。
15.6インチのi5搭載ノートパソコンが税込9,800円!
購入したのは東芝製の「dynabook Satellite B554/L」というモデルです。
この価格を聞いて大抵の人が『どうせボロボロのジャンク品でしょ?』と思われたかも知れません。
いえいえ、自分で5,6年使ったパソコンより、見た目も全然綺麗でした。
私も最初は半信半疑だったのですが、まずは付属品も含めた本体画像を見て頂きたい。
どうですか?外観は結構綺麗ですよね。
さすがにキーボードは使用感がありますが、全然昔私が使用していたPCより状態は良いです。
税込9,800円と書きましたが、ベース価格ですとメモリとストレージは付属しません。
カスタムでの注文となる為、もし商品到着後すぐに使いたい場合はオプションでメモリ(+1,000円~)やHDD(+1,000円~)を追加するか、別途準備しておく必要があります。
メモリは「PC3L-12800」対応のSDRAMでしたが、モジュール規格やメモリ交換等よく分からない方は、最初からオプションで注文した方が無難かも知れません。
ストレージはHDD/SSDとも選択可能ですが、こちらは注文しないと本体にOS(なんとWindows10 Pro版)が付属しないので、オプション料金が掛かっても何かしらストレージは注文した方が断然お得です。
激安中古ノートPCのスペック
以前壊れてしまったノートPCも東芝製で、それに搭載していた256GBのSSDを有効活用したかったので、何となく同一メーカーで良かったです。
このPCのスペックを載せても、同一の取り扱いは現在無いかも知れませんが、このレベルが9,800円で手に入るという程度に見て頂ければと思います。
OS | Windows 10 Pro(HDD/SSD購入で付属) |
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CPU | Core i5-4200M(2.50GHz ターボ・ブースト時最大3.10GHz) |
メモリ | PC3L-12800 SDRAM 最大16GB(購入時無し選択可) ※私は別途4GB装着 |
ディスプレイ | 15.6型HD TFTカラー LED液晶(1,366×768ドット) |
GPU | インテル® HD グラフィックス 4600(CPU内蔵 メインメモリと共用) |
HDD/SSD | (購入時無し選択可) ※私は320GB HDDを選択 |
光学ドライブ | DVD-ROMドライブ |
LAN | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T |
無線LAN | 無し |
メモリーは現在4GB装着ですが、余裕が出たら8GBか16GBへアップするかも知れません。
次はインターフェイス周りのデバイスは写真で確認して行きましょう。
本体右側面は左からDVD-ROMドライブ、USB-A(2.0)端子×2、LAN(RJ45)ポート×1、電源入力端子となっています。
ちなみにこのモデルはオプションでDVDスーパーマルチドライブなどにグレードを上げる事も可能でした。
本体左側面は左からHDMI出力端子、RGB出力端子、eSATA(USB2.0共用)、USB-A(3.0)端子×2、3.5mmΦステレオミニジャックとなっています。
そして本体手前側の側面にSDカードスロットがあります。
さすがビジネス用というだけあって、外部モニターへの出力は充実していると思いました。
ただ本体液晶ディスプレイはフルHDの画面に見慣れてしまった現在としては、HDでも画質が粗いと感じてしまいます。
激安ノートパソコンのベンチマーク
定番のCINEBENCH R15を使って、ベンチマークテストをしてみました。
まぁ決して最新のパソコンやゲーミングノートなどと比べるにも値しませんが、Core i5のMシリーズ(低電圧版のUではない)だけあってそこそこの数値を出していると思います。
3Dゲームや動画編集などの重い処理はさすがに厳しいですが、普段使いなら今でも問題なく使用できるレベルではないでしょうか。
換装したSSDの読書速度テスト
こちらも有名なCrystalDiskMarkを使って、読書速度を計測してみたいと思います。
「M.2 SSD」程の速度は出ませんが、SATAⅢのSSDでも十分な速度だと思います。
CrystalDiskInfoの情報です。
換装したSSDはTranscend製の256GBです。
随分前に購入したものですが、Amazonで結構安く売っていたのでポチった記憶です。
こちらは当時私が買ったモデルではないですが、SATAのSSDって今かなり安くなっているんですね。
有線LANのスピードテスト
有線LANポートがあるので、USENのインターネット回線スピードテストを使って計測してみました。
早朝での計測だったので、爆速でした。
有線LANも問題なく使えそうで安心しました。
まとめ
中古のパソコンって購入するのに勇気がいりますが、今回これだけ充実している中古ノートが9,800円(実質オプションで+2,000円)で購入出来たのは大正解でした。
このパソコンも恐らく官公庁や企業などが一斉導入したPCが、リース切れで市場に出回ったものだと思われますが、やはりそういったリース切れの中古ビジネスパソコンは失敗のリスクは少ないかも知れません。
使用している人により多少個体差はあると思いますが、個人使用よりは比較的綺麗なものが多い印象です。
ソコソコ使える安いサブ機が欲しい、パソコンが壊れたので取り敢えずPCが必要、少ない予算で事務所に複数台置きたいなどスペックをそこまで求めないなら、一つの選択肢かと思います。
今回購入した楽天市場にあるナベキンファクトリーというショップでは定期的にカスタム品を売り出しているので、チェックしてみて下さい。
また安い中古PCをお探しの方はジャンクワールド などを利用してみるのも良いかも知れません。