セレブ御用達と言いますか、自分には縁がないと思っていたdysonの掃除機がセールだったので、思わず買ってしまいました。
吸引力とその持続性は皆さんご存知の通り評判が高いのでずっと昔から気になっていましたが、何故5万円以上(高いのは約10万!)もするコードレス掃除機を買う勇気は今までありませんでした。
ところが先日楽天モバイル に申し込んだ際のRakuten Hand同時購入で、楽天ポイントがかなり貯まっていたので現金化しようと楽天市場のギフトカードを選んでいると、期間限定でかなりお値打ち価格のdyson掃除機が目に飛び込んできました。
うわ、この機会逃したら一生dysonの掃除機を体感する事が出来ないなぁと考え、型落ちではありますが購入を決意しました。
今までろくなハンディタイプの掃除機を使ってこなかったdyson初心者の私が、dyson V10シリーズを使用してみての感想を記事にしたいと思います。
dyson V10について
冒頭でもお伝えしましたが、ダイソンのコードレス掃除機と言えばサイクロン式で吸引力とその持続性が高く、そして排出される排気がクリーンな事で有名です。
完全なるサイクロン方式を採用している為煩わしい紙パックの交換がなく、収集した埃を簡単に捨てる事が出来るのも大きな特徴と言えるでしょう。
今回購入した「dyson V10」は2018年4月に発売されたモデルで最新機種ではありませんが、前モデルのV8(V9はない!)から大きな変化がありました。
- デジタルモータが大幅パワーアップ
- バッテリー容量の増加
- モーター、クリアビン、サイクロンを直線的形状に改良
- 3つの吸引モード搭載
デジタルモータのパワーアップ
詳しい仕様は専門サイトに任せるとして、モータが毎分最大125,000回転(前モデルV8は毎分最大107,000回転)を実現し大幅なパワーアップを遂げました。
しかもパワーアップしただけでなく駆動音にも改良が施され、V8と比べて耳障りな音を軽減する事により、不思議と静寂性が向上したように感じます。(最大パワーでない限りあまりうるさいとは感じませんでした。)
バッテリー容量増加
セルが1つ増加、パワーの最適化をした事で最長60分(V8は最長40分)の使用が可能となりました。
さらには充電時間も約3.5時間(V8は約5時間)と短縮されました。
執筆時点の現行モデルでも運転時間や充電時間はそれ程変化(軽量モデルはもっと少ない)はない為、V8からV10にかけては大きな進化だったと思います。
本体形状が直線的デザイン
吸引から排出までの気流の流れを直線的にする事で、モータのパワーアップだけでなく吸引力が向上されました。
執筆時点の現行モデルでもこの形状は変わらない(細かい改良はあると思いますが…)ので、やはりV8からV10へのモデルチェンジはかなり大きいものであったと思います。
3つの吸引モード搭載
V8までは強弱の2モードでしたが、V10からはパワーが3モード(軽量モデルの一部は2モード)となりました。
今の所最強で使用する事は殆どありませんが、バッテリーを考えながら3段階のモードを使い分けられるのは便利かと思います。
dyson機種ごとの名称について
私が購入したのは「dyson cyclone V10 fluffy」という名称です。V10やV11、V12などの品番の中に、色々な名称の物が存在するのは何故でしょうか。
私がダイソンの掃除機を購入しようと思った際に最初に疑問に思ったことです。
結論を先に言ってしまうと、付属アタッチメントの種類と充電スタンドなどの有無により違う名称(ややこしい)となります。
よって名称が変わっても同じV10であれば本体性能に差はありません。(slimと付いた軽量モデルでも付属品等に違いがあります)
V10のfluffyはもっとも標準的なアタッチメントが付属したモデルとなります。
こちらが付属品になります。
- V10本体
- ソフトローラークリーナーヘッド
- ミニ モーターヘッド
- ミニソフトブラシ
- コンビネーションノズル
- 隙間ノズル
- 収納用ブラケット
dyson V10の使用感
まずはこちらの収集したゴミをご覧ください。
試しにカーペットの部屋を数分ほど掃除してみたのですが、お恥ずかしながらこれだけゴミが取れました。
これでも2日前に全体的にコロコロをかけたばっかりなのに、このごみの量とはダイソン恐るべしです。
しかも狭い部屋で掃除するとわかると思いますが、普通生暖かい排気が掃除機から排出されるため、部屋に臭いが充満したりします。
しかしダイソンの掃除機から排出された空気は殆ど臭いがなく(新しいからかもしれませんが…)、部屋が臭くなったりする事はありませんでした。
この辺りは噂通り排気もきれいなのだと思います。
また最弱のパワーであれば駆動音も気にならない程度なので、集合住宅などでも多少安心かと思います。(さすがに真夜中はまずいと思いますが…)
良かった点
やはりなんといっても期待を裏切らない吸引力と取り回しの良さでしょう。
ちょっと散らかったから軽く掃除しようという場合、本当に重宝します。吸引力と持続力のおかげで、短時間で掃除が終わることもできるので、掃除が非常に楽だと感じました。
いくら軽くて小型でも中々きれいになってくれないと掃除に時間がかかりますし、掃除するのが面倒くさくなってしまいます。(以前の数千円のポータブル掃除機がそうでした)
あとはサイクロン式で紙パックの交換を気にしないで済むので、掃除が億劫になりにくいという感想です。
掃除嫌いな私でも、今回はどのくらいゴミが取れるんだろうとワクワクしてしまうのも、この掃除機を買って良かったと思える点だと思います。
他は各種パーツが分解できるので、メンテナンスがしやすいというところでしょうか。
前の掃除機なんて汚れまくっていたので、それもあって音がうるさいだけで全くごみを吸ってくれませんでした。
こういったメンテナンスのしやすさが基本的な性能面だでなく吸引力が持続する要因の一つかも知れません。
イマイチな点
やはり誰もが感じるのが、その価格でしょう。
私の場合は激安セール&大量楽天ポイントというタイミングがあったからこそ、買ってみようと思いましたが、丸々現金で5万10万もする高額掃除機を買うというのは躊躇してしまいます。
実際買ってみてそれだけの価値があり、元が取れるのか、そしてどのくらい長く使えるのかなど色々考えてしまいます。
また後から付属品類を追加で購入しようにも、一つ一つが安い掃除機1台買えるくらいの値段するので、私には厳しいと感じました。
後述する補償の期間が終了し、壊れてしまった場合は最新機種にすぐ乗り換えるかと言われても、さすがに今回と同じようなタイミングでない限り購入は難しそうではあります。(性能面や使い勝手としては欲しいのは山々ですが…)
次はダイソン掃除機の材質が気になります。
軽量かつデザインは近未来的でかっこいいのですが、このプラスティック製の材質が取扱いに気を使います。
今までは掃除機なんてガンガン机やタンスなどにぶつけながら掃除していましたが、さすがにdysonのは衝撃に弱そうな感じがして、すごく慎重に扱ってしまいます。
本体も落としたら割れちゃいそうな感じがするので、軽量を維持しながらもう少し剛性感がほしい所です。
ダイソン製品を買ったら必ずユーザ登録するべし
普通というか私の場合、何か商品を買ってもユーザ登録などする事は殆どありません。
ですがダイソンの製品をオンラインショップ等で購入した場合は必ず製品とユーザ登録を行いましょう。
というのもダイソンの2年保証はこの登録があって初めて有効化されるので、必須と言えます。
ダイソン公式サイト製品登録から必要事項と製品のシリアルナンバーを入力することで紐づけられ、製品の2年保障や修理サービス、製品案内などを受けることが出来ます。
やはり高額商品なだけに保証は充実していると感じます。
まとめ
長年憧れていたdysonの掃除機を購入することが出来て、変な優越感と満足感でいっぱいです。
今から約18年程前でしょうか。セレブの方たちや大手企業社長などと接する機会があったのですが、そういった方たちが内輪でよくダイソン掃除機を勧めあっているのを目にしていました。
その当時ダイソンの販売店やテレビでの宣伝などはなく、そういったお金持ちの方々の口コミネットワークから徐々に広がっていった印象でした。(実際は違うかもしれませんが私はその時初めてダイソンを知りました)
もちろん私も勧められましたが、さすがに手が届くわけありませんので、選ばれし者が使用する掃除機というイメージが私には強かったです。(掃除機のベンツやレクサスみたいな感じ)
今では一般家庭でも当たり前の電化製品となっていますが、過去にそんな印象を持っていた為、型落ちと言えど手にした時は非常うれしかったです。
私は楽天市場のDyson公式ショップで購入したのですが、もし購入を検討しているのであれば、たまにチェックしてみるとよいと思います。
たまに期間限定で型落ちの製品がかなり値段が下がることがあります。
まだ耐久性などについてよく分かりませんが、大事にしょっちゅう使っていきたいと思います。
掃除が大嫌いな私にはぴったりの掃除機でした。