日本の加熱式タバコで圧倒的シェアはiQOS(アイコス)かと思いますが、フレーバー系で評判の良いgloに興味が湧き試したくなりました。
以前記事にしたシンプルで高性能なアイコス互換機「Pluscig K8」の記事は下記を参照にして下さい。

試す切っ掛けは間違って「Ploom X」のたばこスティック(キャメル・メンソール・パープルというやつ)を買ってしまい、無理やり「Pluscig K8」で吸ってみたのですが全く吸っている感じがなく、どうしようか迷っていたからです。
じゃぁPloom X本体を買えばとなりますが、iQOS純正より安いとは言え間違って買ってしまったたばこスティックを試すにはちょっと出費が大きいんですよね。そこで加熱方式的に似ているgloなら吸えるかもと思い購入に至ったわけです。
さらに2021年10月からの度重なるたばこ値上げでiQOSのヒートスティックも当然値上げされ、安めの加熱式タバコ(微々たる違いではありますが…)という点でもgloを試したかった理由の一つでもあります。
今回は魔が差して購入してしまった「glo hyper+(グローハイパープラス)」のレビューやiQOS互換機などと吸い比べた感想を記事にしてみたいと思います。
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コンビニ等980円で買えるglo hyper+本体
gloの魅力と言えば、何と言っても純正品本体の安さでしょう!
2021年1月に発売された「glo hyper+」はコンビニやたばこ店で980円で購入する事も出来ます。(公式オンラインショップでは480円の時もあり)
各種デバイスの比較は公式サイトデバイス本体一覧・比較を参考にして下さい。
こちらが付属品一式です。箱もそうですがとても980円のクオリティとは思えません。(本体で儲けようというよりは、ユーザーを増やしたいという事なのでしょうか…)
こちらが箱の裏側です。
こちらに明記された製品コードをglo公式サイトでユーザ登録と一緒に行う事で、保証が一年に延長されます。
身分証などの登録も必要ですが、保証を長く受けたい方は是非登録してみて下さい。
こちらが本体の表裏です。コンビニ購入なので単純なブラックですが、公式サイトだと自分好みに2色を組み合わせたデザインを選択する事が出来ます。(組み合わせによっては高級感もあります)
持った感じは適度なマット感もあり、サイド部分以外は滑りにくいです。
たばこスティックを挿入する口です。使用しない時はスライド式の蓋を閉められるようになっています。
本体下部にはクリーニング用のブラシ挿入口があります。付属のブラシだけでは完全なクリーニングとはならないと思いますが、メンテナンスしやすい構造になっていると思います。
本体側面にUSB-Cの充電口があります。付属品でないUSB-Cを挿してみたのですが、きっちりハマりにくいので付属品を使った方が良いという印象でした。
NEO Brilliant Berryを吸ってみた
本体と一緒にglo Hyper用のたばこスティックである「NEO Brilliant Berry(ネオ・ブリリアントベリー)」も購入しました。
結論を言うとフィルター部にあるカプセルを潰して吸うとめちゃくちゃ美味い!です。(ブルーベリーと苺相性抜群!)
もう箱を開けた瞬間からおいしそうなフルーツ飴の様な香りが立ち込めていて、味も甘めで加熱式タバコ特有の臭いも気になりませんでした。
吸殻を捨ててもほのかに甘い香りが立ち込めていて、すごく自分好みな味でした。正直今まで吸った加熱式のタバコでは一番美味しいと思いました。
以前は普通のメンソールばかり吸っていましたが、フレーバー系もありだなと実感しました。
肝心の吸い応えですが、個人的には十分あると思います。
ある意味アイコスより吐く煙が多い気がするので、満足感は高いと感じています。(連続吸いでも結構煙が出ます)
Ploom X用のたばこスティックも試してみた
長さは違うし(gloの方が長い)半信半疑試してみましたが、一応満足に吸うことは出来ました。
一応としたのは、結構奥まで刺さないといけないし吸い始めの煙がめちゃ熱い為です。
まぁ正直iQOS互換機と比べ物にならないくらい、煙の量が多いので吸っている感は強いです。
もしかしたら純正の「Ploom X」で吸うより加熱温度が高い「glo hyper+」の方が煙の量は多いかも知れません。(あくまで予想!)
肝心の味ですが「キャメル・メンソール・パープル」もベリー系で、Brilliant Berryよりも少し爽やかな感じで、ガムを噛んでいるような香りと言うようなイメージでした。
こちらもこちらで美味しいと思います。(吸い始めの激熱を耐えれば…)
glo hyper+の良かった点
何度も言ってしまいますが純正品本体の安さでしょう。
コンビニでも買えるし980円(税込)ならちょっと試してみようとなるのではないでしょうか。
またたばこスティックもiQOS用やPloom X用より安めです。
glo hyper用のたばこスティックだけ見てみると、2021年10月値上げ直後の執筆時点でNEOシリーズ(20本入)が540円、KOOLシリーズ(20本入)が520円、KENTシリーズ(20本入)が500円、LUCKY STRIKEシリーズ(12本入)が290円となっています。
一番高いNEOシリーズでも他社の一番安いスティックと同等価格となっています。
1箱が微々たる価格差でも積み重ねで差は出ると思うので、gloはとてもコスパが優れていると思います。
ガツンと来るメンソールが良いならKOOLシリーズ、フレーバー系が好みならNEOシリーズ、少しでも価格を抑えたいならKENTシリーズ、タバコ本来の味わいを求めるならLUCKY STRIKEシリーズかなと個人的に思っています。
このように価格や好みでバリエーションが豊富なのもgloの魅力ではないでしょうか。
公式サイトなどのキャンペーンも活発で、限定のたばこスティックを安く購入出来たり、ポイントで商品が当たるなどお得感があります。
もう一点メリットを挙げると、他社純正品だと制限がある連続吸いが何回も出来るという点です。最低2連続は吸う貧乏性な私としては、とっても有難いです。
glo hyper+の気になった点
「Ploom X」のたばこスティックを試した時もそうでしたが、glo hyper用のたばこスティックでも加熱直後の吸い始めが結構熱い時があります。
毎回ではないのですが、たまに熱くなる時があるのはなぜなんだろうと疑問に思っています。
本体重量もそこそこ重く(111g)バッテリー容量も3250mAhでありながら、フル充電で連続使用回数が20回と少な目です。
先ほども言ったように連続2回以上吸っていると、1日持たずにバッテリーがなくなります。
しかもバッテリー容量が多い為、充電時間が210分とかなり長めです。常にバッテリー残量には気を配る必要があります。
まとめ
加熱式タバコ登場時にはiQOSの対抗馬としてgloは注目されていましたが、蓋を開けてみればiQOSの独り勝ちという状況でした。
JTのPloomシリーズも低温から高温タイプにシフトしていくなど迷走が続いていますが、そんな中gloは地道に改良を続けコスパや味の面でかなり良い印象を受けました。
最初に買ったBrilliant Berryが美味しすぎましたが、他のフレーバー系たばこスティックも試してみたい気持ちでいっぱいです。
もう毎年のように値上げされるタバコに正直厳しさを感じていますが、少しでもコストを抑える為iQOS互換機でニコレスなどを併用し、辛うじて500円ワンコインで買えるKENTシリーズで自分にしっくりくるスティックを模索してみたいと思います。
健康や将来にかかるコストを考えると、無理のない方法で禁煙に成功したいと考えています。