最近話題のVRゴーグルを買ってみたので使用感をレビュー。

vrtopimg VR機器
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ここ最近VR(バーチャル・リアリティ)という言葉が世間を賑わしている中、私も一度は体験したいと常々思っていました。
ただ本格的なVR体験となると、数万から数十万かかるような事を聞いていたので、これはちょっと手が出せないなぁーとあきらめモードで過ごしておりました。

情弱な私が数千円で体験出来るVRゴーグルの存在を知ったのは最近で、これは「体験しておかねば!」という衝動にかられ、気が付けばAMAZONでぽちっておりました。

せっかくなのでVRゴーグルのご紹介と使用感について記事にしてみたいと思います。

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そもそもVRって何?

私のようにVRという言葉は聞いたことはあるけど、あまり触れたことが無い方であれば、VR自体もよくわからないかと思います。

VRとは冒頭でも書いたように、バーチャルリアリティ、日本語で言えば仮想現実という事を意味します。
仮想現実と聞いてもあまりピンと来ないかも知れません。

VRというと本来は人間の五感を刺激して、あたかも仮想空間の中で現実に体感しているかのような錯覚を起こすような技術などを指します。

さすがに現在自宅で体感できるVRは、主に五感のうち視覚と聴覚の刺激によるものです。
アミューズメント施設などにあるようなアトラクションでは、風を感じたり、動きや匂いなども連動したりするものもあります。

VRゴーグルについて

VR体験出来るヘッドマウントディスプレイと言っても、製品は高額な物から激安のものまで存在します。

自宅で本格的なVR体験が出来る端末としては、「Oculus Rift」「HTC Vive」「PlayStation VR」の3製品が主要な製品です。(最近は色々種類も増えてきましたが)

「Oculus Rift」がVRの先駆け的な存在で、「HTC Vive」も同様PCに接続して使用します。

「PlayStation VR」は皆さんご存知のように、ソニーのプレイステーション4専用の端末です。

VRに対応したゲームや映像などのコンテンツを使い、リアルなVR体験が出来るだけあってかなり高額になります。

PCに接続するタイプであれば、VR端末価格が数万以上するのに加えて、ある程度の高スペックのPCが必要になります。合計で数十万規模になるかも知れません。

もしプレステ4を持っていれば、「PlayStation VR」だけなので数万程ですが、それでもちょっと体験してみたいというレベルだと躊躇してしまいます。

そんな方にもってこいなのが、スマホをセットするタイプのVRゴーグルです。数千円ほどで簡易的ですがVR体験する事が出来ます。

先に述べた本格的なVR端末を「VRヘッドセット」、スマホなどをセットして使う簡易的なVR端末を「VRゴーグル」と名称を区別している場合もありますが、結構曖昧です。

購入したVRゴーグル

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前置きが長くなりましたが、「SAMONIC V6 3D VRゴーグル」というのを購入しました。
これを選んだ理由は単純にAMAZONのカスタマーレビューがそこそこ良かったのと、値段も高くもなく激安でもないという点だけです。

最近のAMAZONレビューは評価が良いとか、レビュー数が多いだけではかなり信用できない部分もある為、商品を選ぶ場合には気を付けましょう!

値段は約2500円でしたが、1000円以下のVRゴーグルもあります。ですがちょっと不安もあったのでこの製品にしてみました。

同様の製品の取り扱いがAmazonにはなく、こちらは旧製品のようです。

VRゴーグルの仕様

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開封した中身がこちらです。

VRゴーグル本体、Bluetoothコントローラ、ヘッドフォン、本体説明書(日本語あり)、コントローラ説明書(日本語あり)、レンズ拭きがセットになっています。

4インチから6インチまでのiOSかAndroidスマホに対応しています。

VRゴーグル全面のカバーを軽く開いて、スマホをセットして使います。機器上部のつまみでスコープ距離調整、両サイドのつまみでピントの調整が可能です。

ブルーライトカットのレンズを採用している為、比較的目の負担は軽減されます。

VRゴーグルの使用感

それではVRゴーグルを使ってみた率直な感想について書いてみたいと思います。

先に言っておきますと正直、「これまじですげぇえ」っという程の感動はなかったです。

VR体験をしている人が、仰け反って転んだり、大声を出して本気でビックリしているような動画がYoutubeなどでありますが、あれ程の衝撃はスマホ装着タイプでは体感出来ませんでした。

ここまで期待して読んで頂いた方には申し訳ないですが、個人的にはこれはVR入門機だなぁーというのが感想です。

ですが随分昔からある3Dメガネ(赤と青のレンズ)とは大分感覚は異なります。

映像が立体的なのは変わりませんが、360°対応であれば、頭の動きに合わせて周りを見渡すことが事が出来たりするので、その空間にいる感覚は多少・・・ですが味わえます。

スマホ装着タイプVRゴーグルのメリット・デメリット

メリット

  • スマホを持ってさえいれば、安価でVRっぽい体験が出来る。
  • 360°映像を見渡せるなど、VR機器の将来性を感じられる。
  • 寝ながらでも臨場感のある映像を体感出来る。

デメリット

  • 長時間見ると疲れる(酔う)。
  • スマホに指紋などがついていると画面が見にくい。
  • iPhoneだとリモコン操作が限定される場合がある。
  • ピントを合わしずらい。(特に近視の方)

個人的な見解なので人により色々感じ方は変わると思いますが、この辺りを踏まえた上で購入を検討してみては如何でしょうか。

VRコンテンツの利用法

まずはスマホセット型VRゴーグルを手に入れたら、体験して欲しいのがYoutubeの動画です。

スマホだとブラウザからではなく、Youtube公式の専用アプリをインストールして動画を再生します。

 

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インストールしてアプリを立ち上げたら「VR 360」などと検索すれば、360°対応の動画が色々出てきます。

 

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見たい動画を選んで再生したら、上図にあるマークを選択します。

 

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マークを選ぶと、上図のように画面が2分割されてVRゴーグル対応の動画になります。

再生が始まったら、顔を前後左右に動かしてVRの世界を体感してみて下さい。

まとめ

今回VRゴーグルを購入してみて初めてVRの世界を体感してみたわけですが、衝撃的な驚きはなかったものの良い体験ができたと思います。

買って良かったか悪かったかと聞かれれば、良かったかなというのが感想です。

ここ数年で急速に発展している技術ですし、本格的なVR機器を購入する前のつなぎとしての検討もありだと思います。

更なる進化を遂げたVR機器がより安価になり、コンテンツも充実して来れば上位の端末を手に入れてみたいですね。