ロジクール無線マウスM546を買ってみたので使い勝手をレビュー!

ロジクール無線マウスM546キャッチ画像 PC関連
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仕事やゲームなどで使用するマウスやキーボードで圧倒的なシェアと人気のロジクールは、多くの方がご存知のメーカーと言えるでしょう。

そんな私も随分昔からロジクール製のマウスを愛用しており、今までに5,6個程使い潰してきました。

 

最初はゲーミング用として購入したのですが、多ボタンマウスは各ボタンにショートカットを記憶出来るなど通常の作業効率もアップする為、あまりゲームをしなくなってもゲーミング用のマウスを好んで使用しています。

もっぱらゲーミング用のマウスは遅延や電池切れなどの問題から、主力は有線の物が多い為(最近は無線も増えてきましたが…)、結果的に有線マウスばかり購入していました。

 

後ほど軽くご紹介しますが、一時無線マウスを購入した事がありますが、USB受信機の出っ張りと微妙な遅延がストレスで、あまり使用せずタンスの肥やしと化しています。

 

以前記事にもしましたが、現在のメインPCが13.3インチのノートな為、有線マウスがかなり邪魔に感じ、あまりスタイリッシュ?でもないので、シンプルで持ち運びも便利なマウスを探していました。

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パソコンはスペックを追い求めればキリがないので、新品で13インチ前後、税込み10万未満、メインで使いたいのでスペックはそこそこという条件で絞り込んでみました。CPUがCeleron搭載のものは比較的安価で買えるのですが、さすがにCore i5でメモリ8GBくらいのものを探すと、予算オーバーになってしまいます。

 

ロジクールのマウスを愛用と冒頭で書きましたが、なぜかやたらと壊れる(一番は左クリックがカチカチ押せなくなる)ので、ここ最近は他社の有線マウスに浮気する事も多かったです。

 

KingTop-Z7900マウス外観

因みに最近まで愛用していたマウスがこちらです。

KingTopという会社の型番がZ-7900という13ボタンもあるゲーミングマウスです。

中華製なので買う時はちょっと躊躇しましたが、使ってみたら性能も操作性も耐久性も結構良くて、ある意味不意を突かれました。

 

KingTop-Z7900マウス外箱

外箱もしっかりしていて、とても低価格マウスとは思えない豪華さです。

 

そういった経緯もあり、ロジクール以外でも希望に合ったマウスを探してみましたが、色々悩んだ末、結局全く新商品でもなんでもないですがロジクールのM546という製品に決めました。

最後まで悩んだ無線マウスはエレコム製のM-XGS20DLという製品でした。

 

前置きが長くなりましたが、使用感などレビューしていきたいと思います。

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ロジクールとは

ロジクール社の名前はちょっとパソコンの周辺機器に興味を持った方であれば、何となく聞いたことがあると思います。

昔は私もごっちゃになっていたのですが、せっかくの機会なので、LogicoolLogitechについて、そしてLogitecについても簡単に説明しておきたいと思います。

 

名称が似ていますがLogitec社の製品レビュー記事は下記を参照にしてください。

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ロジテック(Logitech)とロジクール(Logicool)

結論を言ってしまうと、株式会社ロジクール(Logicool)はスイスに本社があるLogitechの日本法人です。

Logitechはマウス、キーボード、ゲームコントローラーなどの入力機器やヘッドセット・スピーカーなどを世界的に展開している企業です。

それらの製品を日本ではLogicoolブランドとして販売しています。

 

Google翻訳で「ロジクール」と入力すると「Logitech」と翻訳されます。Google恐るべし!

 

元は株式会社ロジテックパシフィックという社名でしたが、1996年に今のロジクールに名称変更となりました。

さらに混乱してしまうのが、後述するLogitec(ロジテック株式会社)とスペルが少し違うだけで、名称が同じ点だと思います。

LogitecとLogitechは全くの別会社

LogitechLogicoolの関係が分かった所で登場するのが、ロジテック株式会社が取り扱うLogitecというブランドです。

 

このLogitecブランドとして展開している商品も系統は違えど同じくパソコンの周辺機器なので、結構ごっちゃになっている人が多いのではないでしょうか。

ロジテック株式会社のLogitecブランドでは、HDD/SDD/DVD関連やUSBメモリ・SDカードなどの記憶媒体を主軸にPC周辺機器を取り扱っています。

 

私も昔はLogitechとLogicoolについては何となく理解していたのですが、Logitecも同一グループだと思いっきり勘違いしていました。

実際はロジテック株式会社(Logitec)の方が会社設立の歴史は古く、日本での商標登録(ロジテックという名称)もLogitech設立以前という事もあり、Logitech社がそのままの名称で日本法人を立ち上げられなかったという経緯があります。

 

まぁユーザにはどうでもよい事ですが、結構会社とブランドがごっちゃになっているかもしれないので、説明させてもらいました。

ちなみに関東電子機器販売の子会社として設立されたロジテック株式会社は、現在エレコムの100%子会社となっています。

ワイヤレスマウス M546の特徴

ロジクール無線マウスM546外観

お待たせしました、前置きの小噺も理解できた所で、Logicool Wireless Mouse M546について、スペックや使用感などを書いていきたいと思います。

スペック

  • マウス重量 : 95.5g (電池込)
  • センサー方式 : レーザーグレードトラッキング
  • 解像度 : 1000dpi
  • 総ボタン数 : 7ボタン
  • チルト機能 : 有
  • 使用電池 : 単三形乾電池 x 1本
  • 電池寿命 : 最大18ヶ月
  • 無線方式 : アドバンス2.4GHzテクノロジー(Unifying対応)
  • 操作距離 : 約10m
  • カラー : ダークナイト / ペリー / レデンプション / マーキュリー

ロジクール無線マウスM546パッケージ内容

パッケージ内容ですが、単三電池1本は付属しています。またUSBレシーバーはマウス本体内に格納されています。

このマウスを選んだ理由

私がこのマウスを選んだ一つ目の理由が、チルト機能です。

チルト機能というのは、ホイール部分を左右に傾ける事で横スクロールが可能となります。

最近はレスポンシブサイトが多い為、横スクロールは少なくはなりましたが、それでもたまに必要になる時もあるし、表計算ソフトなどを使用する際も、横スクロールがマウスで出来ると大分楽になります。

 

二つ目の理由として、やはりセンサー方式がレーザーという点です。

最近は光学式でも高性能なマウスも増えていますが、やっぱり精度という点で個人的にレーザーの方が安心感があったためです。

 

三つ目はBluetoothではなく、2.4GHzの無線でかつ、Logicoolのマウスやキーボードが最大6台までペアリング出来るUnifyingレシーバーに対応している点が大きいです。

打ちやすい多機能なキーボード(Unifying対応前提ですが)も欲しかったりするので、それらと1つのレシーバーでペアリングできるのは魅力的に感じます。

BluetoothならPCが対応してさえいれば、受信機は必要なく接続可能ではありますが、色々話を聞くと2.4GHz無線より反応が悪いなどの噂も聞きますし、総じて値段も高くなるので、スルーしました。

 

以上が購入を決めた主な理由ですが、単三電池1本で18ヶ月持つという省エネも魅力的な特徴だと言えるでしょう。

良かった点

遅延はかなり少ない

私が無線マウスの性能に疎いのもありますが、相当前に購入したロジクールのMX-1100というマウスよりかなり改善されていると感じました。

通常の作業レベルでは、有線マウスを操作してる感覚くらいの反応です。

 

ロジクールM546とMX1100比較画像

ちなみにこちらがMX-1100との比較画像です。

遅延とUSBレシーバーのデカさからあまり使用していませんでした。

レシーバーが小さくモバイルノート向き

ロジクールPicoレシーバー装着イメージ

Unifying対応のUSBレシーバーはとてもコンパクトで、ノートPCに挿し放しでも邪魔になりにくいです。

 

ロジクール無線マウスM546底面

取り外しても画像の様に、マウス自体に収納する事も出来るので、紛失防止になると思います。

マウスが小型で持ち運びに便利

女性の方にもすっぽり握れるくらい、マウスは小さいです。

重量も軽いですし、モバイルノートと持ち運びしても、負担は少ないのではないでしょうか。

 

ホイールスクロールがスムーズ

さすがに感触は高級なマウスと比べるとチープではありますが、スクロールするには至ってスムーズに動作します。

 

クリックの感触は上々

まだ新しいからなのかも知れませんが、クリックした時の感覚はそこそこ心地よいです。

口で説明するは難しいですが、押したときの音がちょっと低音で、バネっぽい感触が少ないです。

イマイチな点

中央ボタンのクリックがやり難い

ちょっと私にとっては致命的な不満点なのですが、中央ボタンでクリックすると、勝手にスクロールしてしまい、ターゲットがズレてしまいます

中央ボタンを使って、リンク先を別タブで開くのを多用しているので、スクロールしてズレてしまうと、かなりイラっとします。

別途「Logicool Options(Logitech Options)」というソフトウェアをインストールして、キー割り当てでチルト機能を失くしてしまえば解決するみたいだが、この横スクロールも便利なのでどうしようか悩み中です。

長時間使用は疲れる

クッション付きのマウスパットなどを使用すれば少しは違うかも知れないが、やはり小型マウスなので、長時間がっつり作業には向かないと思います。

持ち運びを取るか、手のフィット感を取るかの選択なので、デメリットとは呼べませんが…

 

進む戻るボタンが安っぽい

ちょっとボタンが浮いているのか、指で触れるだけでかちゃかちゃ音が鳴るのが気になる。

低価格のマウスだけあって、この辺りは仕方がないとは思うが、せっかく左右クリックの感触が良いのにもったいないと感じた。

まとめ

今更ながらではありますが、ロジクール無線マウスM546レビューでした。

発売から結構時間は経っているマウスですが、それだけ人気で需要が多いのだと思います。

メリット・デメリットを書きましたが、総じて満足はしています。(中央ボタンの操作を除けば…)

 

Windows10(Creators Update以降)になってから、タッチパッドのジェスチャー機能が大幅にパワーアップし、使い勝手は向上しました。

そういった意味でも、以前ほどマウスが必須ではないかも知れませんが、ノートPCを外に持ち出す際も邪魔にならない程度のマウスは常備しておきたいです。

範囲指定やドラッグ&コピーなどの動作は、やっぱりマウスの方が断然やり易いですから。

 

もし家でも外でもノートPCを使うという方には、このロジクールの無線マウスM546は便利だと思います。