お手入れが楽なセラミックおろし器は1つあると超便利!

セラミックおろし器キャッチ画像 料理
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過去の記事でいくつかのおろし器をご紹介してきましたが、何となくセラミックのおろし器にも興味が湧き、いつか使ってみたいなぁと思っていました。

小型の卓上薬味おろし器と皮むきスポンジを買ったので生姜をおろしてみた!
以前ご紹介したベジクラフトのおろし器がすこぶる良かったので、卓上で使えるコンパクトサイズで同様のタイプ(同じパール金属製)のおろし器が安くで売っていたので購入してみました。100均で皮むきスポンジも買ってみたので合わせてレビューしてみたいと思います。
Vege Craft(ベジクラフト)のすりおろし器は超おすすめ。コスパ最強グレーター!!
料理する上で自分的に一番面倒だなぁと思うのが、すりおろしの作業です。ちょっとした味付けなら、チューブタイプで売っているにんにく、しょうがのすりおろしを使いますが、豚の生姜焼きなんかだと、自分ですりおろした方が断然美味しいです。

「そんなにおろし器ばかり購入してどうすんだよ!」と声が聞こえてきそうですが、食材による向き不向きや食材のカスが詰まることで洗うのが面倒といった不満が出てきたんですよね。

 

今まで購入してきたグレーターはニンニクや生姜、ワサビなどの硬い薬味やチーズなどを細かくすりおろすには最適なのですが、長芋や大根などの仕上がりがイマイチなのもネックでした。

先ほどの繰り返しとなりますが、以前購入した2つとも刃の間に食材のカスが溜まりやすいので洗い難く、さらに刃が鋭いので手やスポンジを切らない様、気を遣わなければなりません。

このように洗う時の面倒さでついつい使用を敬遠しがちで、気軽にそして頻繁に使用出来るおろし器を探していました。

そんな時ホームセンターに立ち寄る機会があり、Amazonより安くでセラミックおろし器が売っていたので、思わず購入してしまいました。

 

今回はそんなセラミックおろし器の使用感をレポートしてみたいと思います。

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セラミックおろし器とは

お茶碗などのような磁器製(京セラなど一部材質が若干違うものもある)の材質に食材をすり潰す小さな突起があるおろし器です。

セラミック製なので臭いや色移りしにくく、かつ素材の味を損なわないのが大きな特徴と言えます。

 

金属刃で細かくするおろし器と異なり、小さい突起を使ってすり潰す感覚な為、細かい繊維質も断ち切ることが出来て、食材をより細かくおろす事が可能となっています。

またその形状からお手入れしやすく、水で洗い流すだけで汚れが落ち、指を怪我したりするリスク(落として割ったりした場合は別!)もありません。

味わい食房 セラミックおろし器の特徴

パッケージ裏おろし器の特徴

それでは今回購入した下村工業から販売されている味わい食房のセラミックおろし器をご紹介したいと思います。

下村工業株式会社といえば新潟県三条市に拠点を置く老舗の刃物及びキッチン用品メーカーとして有名です。

特にコスパと性能に優れた刃物としてVerdun(ヴェルダン)シリーズはAmazonでも大人気の商品となっています。

 

またパッケージには大根メインで書かれていますが、長芋や人参、チーズなどもおろす事は出来ると思います。

また同シリーズで薬味おろしも出ていて小ぶりで目が若干粗目のような感じがしますが、このおろし器でもニンニクや生姜、ワサビなどおろす事は出来ました。

ちなみにこちらの商品は食洗器対応です。結構他メーカーのセラミックおろし器は食洗器非対応が多いので注意!

 

セラミックおろし器外観

こちらは本体の外観です。

適度な深さもあり、食材や汁が漏れにくいです。

 

セラミック刃アップ

こちらはおろし目のアップ画像です。

こんなので本当におろせるのか疑問でしたが、硬い食材でもガシガシ砕いてくれます。

しかも間違って触っても怪我しにくいので安心です。

 

セラミックおろし器底面

こちらは底面部分です。

シリコーンゴムがあるので手で器をしっかり握らなくてもかなり滑りにくいです。手を添えなくても大丈夫な程です。

 

大根おろしチャレンジ1

折角なので大根をおろしてみます。

 

大根おろしチャレンジ2

パッケージにあるように円を描きながらおろしてみたのですが、細かくなり過ぎて水分も多めになってしまいました。

この後上下に動かしてみると、荒くすりおろせて」、水分も少な目でした。

食材や好みにより動かし方を買えた方が良いという印象でした。

良かった点

  • とにかく手入れが楽
  • 刃がないので安全
  • おろし目の摩耗性に優れている
  • 金属臭が食材に移らない
  • 注ぎ口から水切りしやすい
  • 滑り止めがありおろしやすい

お手入れが楽なので、おろし器として今はメインで使ってます。どうしても後片付けを考えると、ついついこのセラミックおろし器を使ってしまうんですよね。

 

鋭い歯が付いたおろし器だと快適さもありますが、食材をギリギリまでおろそうとして指を切るとめちゃ痛いです。包丁とかで切るのと違いおろし器で切った場合は特に後に引く痛さだと思います。

そういう意味ではこのセラミックおろし器では指を切る心配がないので、ぎりぎりまで擦るのも怖くないです。

また洗う時も金属の刃が付いたものと比べると安心感が違います。

 

金属のように刃が摩耗したりしない為、長期間性能を維持しやすいです。衝撃を与えておろし目が欠けたりというのは別ですが、切れ味などを気にせず済むに越したことはありません。

 

そして何より磁器製の食器と同様、器具から臭いが移りにくいのはもちろん、食材の色や臭いも器に移りにくいのがとても良いです。汚れも簡単に落ちるので磁器製最高です。

 

注ぎ口から水分を切るのも便利だし、食材を移すのにも重宝します。おろすのも水を切るのもこの器だけで完結するので、洗い物が少なくなるのも良いです。

 

底面のシリコーンゴムがしっかりグリップしてくれるので、片手でも安定しておろす事が出来るのは大変便利です。つい手を添えていますが、滑りにくいとこんなにやり便利なんだと実感しました。

気になった点

  • 磁器製なので割れる心配がある
  • 水分が多く出やすい
  • 食感が残るようにおろすのは難しい
  • スポンジだと洗う時引っかかる

磁器製の食器同様にぶつけたり落としたりすれば破損する可能性があります。洗う時には多少慎重になる必要はあるでしょう。

 

水分を多く含む食材だとすり潰す様におろすので、水気が多くなりがちです。またそれの延長となるかもしれませんが、食感を残すような仕上がりにするのも難しいと感じました。

 

網目の付いてた柔らかいスポンジで洗うと、当然ですがおろし目に引っかかってスポンジが切れてしまう恐れがあります。

突起部分は100均などで売ってる柔らかめのブラシなどがあれば便利だと思います。

まとめ

今回はセラミックおろし器についてレポートしてみました。

購入前までは本当に陶器製のセラミック刃でおろす事が出来るか不安でしたが、結構硬いものも擂りおろせるので大変便利だと感じました。

おろした後の仕上がりには多少の不満はありますが、このおろし器自体にしょうゆをかけて焼き魚とか食べたり出来るので、大変後片付けが楽で気軽に使い倒してます。

 

ニンニク、生姜、大根をおろして手軽に済ませたいという方には、是非お勧めしたい商品です。

チューブなどもありますが、やはりおろしたての薬味は断然美味しいですし価格もそれ程高くないので、購入を検討してみは如何でしょうか。