2019年10月より消費税が10%となり、益々喫煙者の財布には優しくない時代となりました。
そこで節煙、節約にもってこいなのが、シャグ+ヴェポライザーという組み合わせかと思います。
私も前回のタバコ値上げを切っ掛けに、初めてヴェポライザーを購入しました。
ヴェポライザーって何?という方や以前購入したヴェポライザー、ブラックマンバ(BLK)の記事は下記を参考にして下さい。

ブラックマンバの味については大変満足しているのですが、ドリップチップ(内部のガラス部分)が破損しやすいのとメンテナンスのし難さ、さらに携帯するのにも少々嵩張る為、サブ用小型ヴェポライザーが欲しくなりました。
ですが節約と節煙を兼ねて紙巻タバコからヴェポライザーにした為、余計な出費はしたくありません。
そんな私の要望を比較的満たすヴェポライザー、FOCUSVAPE iFOCUS/PITH(フォーカスベイプ アイフォーカス ピス)をレビューしたいと思います。
節煙や禁煙を目的として、体験談を掲載しております。20歳未満の喫煙は法律で禁止されています。タバコが有害である事は間違いありませんが、成長期の喫煙は特に体に悪影響を及ぼします。20歳未満の方には有益な情報になりませんので、ブラウザの×ボタンを押して退出して下さい。電子タバコや加熱式タバコは有害物質を90%以上カットなどと言われていますが、その健康被害は現在未知数でタバコ以上に害がある事も考えられます。当サイトではこれらの利用による損害・責任は負いかねますので、自己責任にてお願いいたします。個人的な主観も多々入りますので、その効果や感想などは千差万別である事をご了承願います。
iFOCUS/PITHの特徴
早速届いた商品の外箱を見ると若干傷があったので、一瞬ハズレ引いたかっと思いましたが、中身は綺麗で動作も問題ありませんでした。
それではiFOCUS/PITHの売りと言いますか、簡単な特徴について説明していきたいと思います。
超小型で低価格
何と言っても本体が超小型で持ち運びしやすい点です。
写真を見て貰えば一目瞭然ですが、ドリップチップ部分を含まなければ、ほぼ100円ライターの長さです。
さすがに咥えタバコのような事は出来ませんが、手のひらにもすっぽり収まるほどコンパクトなサイズです。
さらに税込3980円(消費税8%時)というヴェポライザーとしては安価ながら、必要十分な機能を備えています。
シンプル構造なのにエアフロー調整可能
ドロー(吸込む際の抵抗感)を調整する機能がある機種は、値段が高くなる傾向ですが、PITHには標準で装備しています。
本体はシンプルな構造で無駄がないのに、しっかりとしたこだわりを感じます。
セラミック製加熱室採用
最近のヴェポライザーでは当たり前になりつつありますが、チャンバー(加熱室)部分もセラミックを採用しています。
セラミックによる過熱は遠赤外線効果で、タバコ葉本来の味を堪能でき、ムラなく味わうことが可能です。
さらにはPITHではフィルター部もセラミックを使用しており、味へのこだわりを感じさせます。
フィルターが挿せる510変換アダプタ付属
PITHのセットには、ガラス製マウスピースと510変換アダプタ+シリコンマウスピースが標準で付属されています。
それぞれにセラミックフィルターも付属しています。
510変換アダプタ+シリコンマウスピースの方を使用すれば、レギュラーサイズのフィルターを挿して吸うことが可能です。
510規格対応のアダプタとマウスピースが付属しているのはとてもお得感があります。
バイブによるお知らせ機能搭載
これだけコンパクト本体でありながら「電源投入時・加熱完了時・終了15秒前・加熱終了時」に、バイブでのお知らせ機能があります。
バイブレーションを搭載していなけば、もう少し重量を軽くする事も出来たと思いますが、セッション時間が短い為、何気に有難い機能だと思います。
コンパクトに抑えながら、必要と思われる機能は省略しない姿勢は評価できます。
3段階の温度調整可能
200~220°Cまで10℃刻みで3段階の温度調整が可能です。画像では設定温度が210℃という事になります。
液晶搭載のヴェポライザーなどでは、温度調整がより多い物もありますが、私が使用している限り、最初に設定温度を決めてしまうと、そんなに調整する事はありません。
ですので私にとっては3段階で十分という印象です。
セット内容
外箱裏面に書いてある内容物を見ると細かくて判り辛いのですが、簡単にまとめると以下になります。
- PITH本体 × 1
- 本体用シリコンカバー × 1
- 充電用USBケーブル × 1
- クリーニングブラシ × 1
- パッキングツール × 1
- 510変換アダプタ × 1
- シリコンマウスピース × 1
- ガラスマウスピース × 1
- セラミックフィルター × 2
- 日本語マニュアル × 1
上図は箱から出した状態の付属品です。
こちらは内容物の詳細画像です。
パッキングツールとは、葉を詰めたり取り出したりするために使う、金属製の耳かき形状のものです。
510変換アダプタとガラスマウスピースそれぞれに、金属網とセラミックフィルターが付属しています。
フィルタ部分のネジを外して金属網とセラミックフィルターを取り出してみました。
主要スペック
サイズ | 高さ84mm × 幅35.3mm × 厚さ19.4mm |
---|---|
重さ | 約55g (ガラスマウスピース装着時) |
加熱方式 | コンダクション |
加熱温度設定 | 200~220℃ (3段階10℃刻み) |
セッション数 | 約30秒 |
セッション時間 | 8回前後 (温度調整にもよる) |
加熱時間 | 3分 (加熱時間も含む) |
バッテリー容量 | 850mAh (交換不可) |
価格 | 税込 3,980円 (Amazon消費税8%時点) |
主な使用方法
余計なスイッチ等はない為、至って操作は簡単です。
操作手順
1. 本体からドリップチップ部分を取り外し(若干外し辛い)、葉を適量詰めます。
(紙巻きタバコをいくつか分割したものでも可能ですが、やはり味やコスト面でシャグの方が良いでしょう。)
2. シャグであれば少し丸めながらチャンバー部に挿入し、付属のパッキングツールで押さえながら詰めます。(適切な大体の量は、何度かやっている内に慣れると思います。)
3. 詰め終わったら再度ドリップチップ部を本体に装着します。(外れない様しっかりはめて下さい。)
4. 本体中央にあるボタンを2秒以内に連続5回押すと1回のバイブレーションとともに加熱が始まります。(スイッチを入れた直後にLEDが白色に点滅しますが、その本数がバッテリ残量を表しています。1本20%以下、2本20%~70%、3本70%以上)
5. チャンバー加熱中はLEDランプが緑色に点滅します。緑ランプ点滅中にボタンを押す事で200℃~220℃までの3段階温度調整が可能です。
6.約30秒程で加熱が完了し、2回バイブレーションの後、LEDランプが緑色の点灯に変わったら喫煙OKとなります。
7. 終了15秒前になると再度1回バイブレーションします。
8. 終了時にも1回バイブが振動し、LEDランプが消灯します。
実際の喫煙時間は2分30秒程です。スイッチを入れた加熱開始から3分なので、喫煙時間は結構短めです。
充電用の口は本体側面にあります。
ピンとずれで見難いですが、充電中は上図の様に赤ランプが点灯します。
充電が完了すると緑ランプの点灯に変わります。
注意事項
充電で使用する使用するアダプタ(未付属)は、なるべく5V1Aを使用した方が良いです。
5V2Aも使用する事は出来る(急速充電未対応)ようですが、バッテリ寿命などを考慮するとお勧めできません。
自動識別機能付き可変電圧式(QC3.0など)の充電器は絶対に使用不可なので注意。
充電中は本体を使用する事は出来ません。充電が完了してから使用するようにして下さい。
よく煙量増量や味を変化を楽しむ為、リキッド類を詰めた葉に垂らしたりする方がいますが、故障の原因にもなりますし、チャンバー内がかなり汚れますので絶対しない方がいいと思います。
3回連続で吸うのは火災や故障の原因になるのでやめましょう。というか2回目でかなりスカスカになるのでいないとは思いますが。
ドリップチップやチャンバー内は定期的にクリーニングして下さい。葉のカスや水滴などがついて、味も落ちますし、体ににも悪そうです(喫煙自体がすでに悪いのですが…)。
使用感
数日使用してみての感想や、以前購入したヴェポライザーのブラックマンバと簡単に比較してみたいと思います。
良かった点
- とにかく小型なので持ち運びが楽。
- 安価なのに味はまぁまぁで、特にガラスマウスピースを装着時の味は結構自分好みでした。
- 部品は細かいがメンテナンスしやすい。
- 要所要所でバイブのお知らせをしてくれるので、無駄なく喫煙する事ができます。
- 付属のシリコンカバーを装着すれば、持っていて熱いと感じる事がないので便利です。
- 自分はドロー重めが好きなのですが、調整できるのがとても気に入ってます。
- 色のバリエーションが5色と、他のヴェポライザーと比べて選択肢が多く、自分好みな色を選ぶことが出来ます。
イマイチな点
- 喫煙時間が短いので、満足感がちょっと低め。すぐに終了してしまいます。
- 小型軽量で携帯し易いがバッテリー容量が心もとない為、外出先での充電環境を気にする必要があります。(QC3.0等可変電圧式のモバイルバッテリーは使用不可です。)
- 詰めれるタバコ葉の容量が少なめなので、連続2回目の途中からはかなりスカスカになってしまうのが残念です。
- 本体とドリップチップの取り外しがやり難いです。特に喫煙直後は接続部分がかなり熱くなっているので注意が必要です。
- ガラスマウスピースは破損が気になるので、外出時はシリコンの方を使用しているが、若干ゴム臭がする。敏感な人はガラスじゃないとダメかも。
Black Mamba(BLK)との比較
メリット・デメリットの項目と重複する部分もありますが、他のヴェポライザーはブラックマンバしか知らないので、両機種を各種項目で私の独断で比較してみたいと思います。
味
これはブラックマンバに軍配です。味が濃厚で連続2回目でもしっかり味わえるので、満足度は高いです。
喫煙時間
これもブラックマンバ優勢です。PITHは加熱開始から合計で3分とかなり短く感じますし、節煙にはなりますが、吸った感は5分と長いブラックマンバの方が満足感があります。
喫煙回数
バッテリ容量を比較すると、PITHはブラックマンバの約半分程度しかありませんが、回数的には8回前後と大差ありません。
しかし上述の通り喫煙時間が短い為、好みにもよりますがブラックマンバやや優勢という感じです。
重さ・大きさ
これは一目瞭然PITHの圧勝です。やはりブラックマンバは持ち運びには向かないと思います。
メンテナンス
これもPITHにかなり分があります。ブラックマンバはマウスピース内のガラスと付属金属部のクリーニングにはかなり神経質になります。ある程度使用すると大抵の人がメンテナンス中に破損してしまうと思います。
PITHは部品が細かいので失くす危険性はありますが、別売りの部品も現時点ではアマゾンやヴェポライザー専門店で入手し易いと思います。
操作のし易さ
これはどっちもどっちという感じです。ただブラックマンバはドリップチップの取り外しが磁石なのでやり易い分、葉を詰める場合に金属製のツールが引っ付いてやりにくいというのはあります。
一方PITHはパッキングツールを使って押し込み易い分、本体とドリップチップの接続は単純にはめ込んでいるだけなので、甘いと外れやすく、手が汗ばんでいると取り外し(特に510変換アダプタの場合)し難いです。
まとめ
紙巻きタバコの相次ぐ値上げに、喫煙場所の激減、医療費削減による健康志向推奨で、益々喫煙者の居場所も懐も厳しい時代となりました。
時代の流れと共に電子タバコや加熱式タバコが近年急速に普及してきました。しかし節約どころか、機器代や専用カートリッジなど全般的にみたらコストは上がってしまっているように感じます。
iQOSやglo、プルームテックなどの使用者はかなり増加してきた印象ですが、まだ日本ではヴェポライザーの認知度はかなり低いと思います。
ですのでヴェポライザーを携帯して、喫煙時にタバコ葉を詰め込んでいると、何か怪しい事でもしてるんではと見られるのがちょっとネックだったします。
出来れば完全に禁煙してしまうのが一番だと思いますが、どうしても難しい、少しでも節煙・節約したいと思う方に、ヴェポライザーは一つの選択肢だと考えています。
携帯性に問題があるヴェポライザーではありますが、このPITHには一つの可能性を感じさせてくれます。
私の場合は外出時は通常電子タバコで、落ち着ける場所ではこのPITHを使うようにしています。
少しでも安いヴェポライザーが欲しい、ヴェポライザーはどんなものか試してみたい、携帯できる小型のサブ機が欲しいと言う方には、まさにiFOCUS/PITHはベストな選択だと思います。
取り回しが良さからIQOS互換機も購入しました。こちらも是非参考にしてみて下さい。
